抜き打ち税務調査

先日抜打ち税務調査が入りました。6年位前一度お越しになられたことがあるので、今回で2度目です。

同業の(有)福田トレーディングさんなんて創業19年ですが1度もお越しになられたことが無いそうです。

うちは銀行員時代の同期の平澤信吾税理士にお願いしているので、やましいところ全然無いのですが、抜打ちは困ります。

前回は事前に電話で「いつお伺いさせていただいたらよろしいでしょうか?」と連絡があったのですが、今回はいきなり連絡もなしに自宅に2名、会社に2名合計4名もお見えになられました。皆さん40歳代のような雰囲気なので時給換算するとかなりの金額だと思われます。

栃木税務署 法人課税第三部門 上席国税調査官 加藤新一郎様、同国税調査官 佐藤秀幸様、他2名様

です。

今回は私個人が持っている県外の銀行の口座に不穏な動き(笑)があるので調査しに来たとのこと。しかし、うちは現金を扱う商売じゃないし、店舗構えてやっているわけではないし、抜打ちで来る意味あるんですかね?

まぁ、皆さん組織で動いていらっしゃるのですから、上司に「あそこ(弊社)は海外と取引がある。マネーロンダリングでもやっているのではないか…。抜打ちで行って来い」って言われたのかもしれませんね(笑)。

三菱東京UFJ銀行に入金させて欲しいと言うお客さんがいて、たまたま個人で口座を持っていたのでそこに入金していただき、その金額を銀行入金でなく現金で売上げに計上していたことが気になったようです。その口座はその他個人のヤフオクなんかにも使っていたので法人の帳簿に登録するのが面倒で、表には出ていませんでした。売上げの現金での計上自体はそれほど問題では無いようですが、その他の細かいパーツの売上げが海外からパラパラと入ってきているのを除外していたのがまずかった。負けました…

しかし、皆さんヤフオク他で売買して売上げ申告していますか?

加藤新一郎上席国税調査官は「まあ10万円くらいだったら問題ないですが…」

「はぁ、月10万円ですか…」

「いいえ。年間10万円です」とのことです。

皆さん、気をつけて。

前もっていっていただければ資料準備しておくのですが、いきなり来て、「あれ見せてくれ、これ見せてくれ」と言われても探すの大変だろう!?

なかなか資料が見つからなくて「すみません m(_ _)m。特に隠しているというわけでは無いですから…」と言うと、「いや、そういうふうには思っていませんから…」と。

だったら、抜打ちで来るなーー!!我々下々をバカにしてるんですかね?