皆様、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
昨年は新型コロナウィルス感染症の拡大という未曾有の危機に見舞われました。真面目に、真剣に働く我々にとって大変な年になりました。
今年の箱根駅伝は最終10区で駒澤大学が3分19秒を逆転し、13年ぶりの優勝を飾りました。マラソン・駅伝をやっているやっている人ならわかりますが、20キロで3分の差はもう絶望的だ。400メートルトラック2周半はきつい。大八木監督も厳しいと思ったに違いないでしょう。追う選手はいくら詰めても前を走る選手も自分とほぼ同じペースで前に進んでいるわけですから。しかし、駒澤の10区を走る石川選手はその差をひっくり返した!逆転したうえ、更に1分の差をつけた。
私だったら走る前から戦意消失していかにブレーキをせず確実に2位を取ることを念頭に安全運転で走ったと思う。しかし、石川選手は違った!区間賞を狙い、優勝も狙って攻めの走りに徹した。潰れるかもしれない限界ギリギリのレベルで前を追った!
石川選手が先頭を走る創価大学の小野寺選手に追いついたときは「こんなことってあるんだ!?」と混乱しました。石川選手の強い気持ち、うまくリードした大八木監督にドキドキを抑えることができませんでした。また、想像を絶するプレッシャーの中で無事ゴールした小野寺選手の胸中を察すると同情を禁じえません。
世の中はあり得ないことが起きる。駒澤大学の逆転劇、コロナ騒動。
今年はコロナ騒動が何もなかったように一気に収束することを望みます。
マスコミ、政治家には論語の言葉「過ちては改むるに憚ることなかれ」を贈りたい。
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