トラックの荷台の荷物はOK?

よくあるお問い合わせで【車内に荷物は積んでもいいですか?】があります。

それに関しては、下記の記事でまとめてあります。参考になさってください。

今回はトラックに荷物を積んで輸送したケースを紹介します。

基本的にトラックの荷台には荷物を積むことはお控えいただければと思います。

しかし、ある程度気を配っていただければ大丈夫なケースがございます。

今回は博多港にお持込いただき那覇新港に輸送した軽トラックの例を紹介します。

トラックの荷台に荷物を積んで輸送するために取った対策は

  1. 荷台のアオリの高さを超えない
  2. 荷物にはシートを被せ、ロープで固定した
  3. 危険物(バイク、エンジン、芝刈り機、ジェットスキーなど)は載せない

1.のアオリは下記の画像を参照ください。

ふたのない平ボディなどのトラックの荷台を囲っている部分のことです。

2.のシートを被せた状態は↓

アオリオーバーしてますが大目に見てもらいました。
荷崩れしないよう、しっかり固定

なぜシートを被せて、ロープで固定するかですが、輸送する船は自動車・貨物専用で、旅客は乗船しないためかなり揺れるのです。揺れて荷崩れを起こし、他の車両にダメージを与えないためです。

3.の危険物ですが、いくらアオリの高さを超えない範囲と言っても

  • バイク
  • エンジン
  • モーターボート
  • 芝刈り機
  • カヌー、ボード、ボートなど大きいもの
  • ジェットスキー

などはまずいです。

シートの中身が確認できるよう少しめくれるようにしておいていただければと思います。

基本的には荷物の積載は禁止

以上、事例を紹介しました。

だからといって、こういった対策を取れば荷物を積んでも良い、というわけではなく、原則は禁止ということをご承知おきいただければと思います。

まずは最初のメールでこの車両に、こういうものを、こういった状態で積みたいんだけど、と必ずご相談くださいませ。

「橋本通商さんが積んでも良いって言ってました」は言わないで

以前車内にギュウギュウ荷物を積まれた状態で港に来られ、スタッフに指摘されて「橋本通商さんが、積んでも良いって言ってました」と言われた事がありました。こう言われますと弊社としても身動きが取れなくなってしまいます。

より良い方法を考えますので、できれば事前にご相談いただき、現場でスタッフに指摘されましたら、速やかに弊社宛お電話くださいませ。

以上、トラックの荷台に荷物を積んで輸送した事例を紹介させていただきました。

ご不明な点等ございましたらお気軽にご連絡くださいませ。